ゴルフの練習において女子が挫折していまう理由で最も多いのが手首が痛いからというものです。
それはゴルフクラブが少し重たいことと、最初の頃はスイングや手首のコックが上手く使えず
無駄な力が入りすぎてしまうため余計な負荷がかかってしまいます。コックの正しい使い方はゴルフのレッスンプロにお任せしますが、
実は、正しいコックの使い方というよりは、
「筋肉が足りないために、頭では正しい使い方を理解しているのに身体がついていかない」ことが問題である場合も多いのです。
ではそういった手首を痛めずに練習を続けられる方法は一体どんなものがあるのでしょうか?
ゴルフを始める女子が取り入れるべき筋トレ(リスト・カール)4つのSTEP
ゴルフで手首を傷めずに続けられるにはそれ相応のトレーニングを取り入れる必要があります。特に最初の頃にやっておくのとやらないのでは後々の痛みにつながらないようにすることができます。そこで今回は、手首の筋肉をつけるためのゴルフ筋トレ(リスト・カール)をご紹介します。
基本的にはダンベルを利用しますが、水や砂を入れたペットボトルなどの簡易ダンベルでも十分効果は出ます。
まずは無理がないように、ゆっくりと継続したトレーニングを心がけてください。
STEP①
ベンチや椅子などに座って両手にダンベル(1kgくらい)を持ち、手首から先をヒザの前に出します。
こうすることで手首までの部分をしっかり固定し、単純に前腕の筋肉だけでダンベルを持ち上げるようにします。
STEP②
手首から先を巻き上げるようにして、ダンベルを持ち上げます。
一番上まで巻き上げた状態で少しキープすると、ちょっとキツいと思いますがとても効果的です。
その後は筋肉の緊張を抜かないように意識しながらゆっくりとダンベルを下ろして、ステップ①に戻ります。
手首の関節は動作範囲が小さいため、大きな動きではありませんが、前腕の部分の筋肉が収縮していることを意識しながらゆっくりと行います。
STEP③
ベンチや椅子などに座って両手にダンベルを持ち、手首から先をヒザの前に出します。
この時、手の甲が上を向くようにしてダンベルを握って、前腕の筋肉をストレッチするような感じで手首を下に曲げます。
リストカールでは手の甲を床に向けるので、こちらはその逆で上下にひっくり返すように行います。
STEP④
手首から先の部分をくるりと巻き上げるようにしてダンベルを持ち上げます。
一番上まで巻き上げた状態で少しキープすると、ちょっとキツいと思いますががとても効果的です。
その後は筋肉の緊張を抜かないように意識しながらゆっくりとダンベルを下ろして、ステップ①に戻ります。
いかがでしたでしょうか?
意外と地味なトレーニングにみえますが手首を強化するには最適なトレーニング方法です。
このゴルフ筋トレの4つのSTEPを取り入れてみることで手首への負担が減ります。
目標回数は、1セット12〜20回を2〜3セット行うと良いでしょう。
ぜひ、試してみてください。